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【長浜市 X 武蔵野美術大学|連携協定記念トークイベント】教えて!浅見市長、長澤学長!美大と地方都市が連携したらいったい何が起こるのですか?!

琵琶湖は北に位置する長浜市!かつては水運を主とした交通の名所として栄え、衣・食・住・職・遊と多彩な文化が育まれてきました。その長浜を舞台に、武蔵野美術大学と新たなプロジェクトがスタートします!それは、「連携協定 X 産学連携」。果たして、何が起こるのか。これからどうなっていくのか。このイベントでは、武蔵野美術大学から長澤忠徳学長、同大学造形構想学部・学部長の井口先生をお招きして、長浜市・浅見市長と一緒にナゾを解き明かします!
このイベントについて
このイベントは「連携協定 X 産学連携」をテーマに、三本柱となっております。
タイムテーブルは次のセクションにございますので、ご参照ください。
1.長浜市 X 武蔵野美術大学 連携協定 調印式
2.ムサビ生による「空き家再生のナラティブ」公開プレゼン
3.クロストーク(浅見市長 X 長澤学長 X 井口学部長 X MC 石井)
【1. 長浜市 X 武蔵野美術大学 連携協定 調印式】
連携協定をむずぶにあたり、調印式を行います。記念撮影や、浅見市長、長澤学長からそれぞれコメントをいただきます。プレスの方はぜひこのタイミングからお越しください。
【2. ムサビ生による「空き家再生のナラティブ」公開プレゼン】
造形構想学部クリエイティブイノベーション学科では、3年生の秋に必修科目として産学連携プロジェクトが組み込まれています。今年はムサビ生5名が9/12 – 10/16のおよそ1ヶ月間滞在し、リサーチから制作まで行なっています。そのテーマは空き家再生のナラティブ!ナラティブとは物語の概念を指す言葉ですが、古民家には歴史と同じくたくさんの物語が眠っています。しかし、「引き取り手がいない」「使い道がない」「維持できない」など様々な理由で家が手放される時、この思い出は大切に使われてきた家財道具と一緒に人知れず処分されていきます。果たしてそれでいいのだろうか…。この失われていく物語に焦点を当てます。
プロジェクトを行う古民家は、朝日町という城下町にある吉田邸。かつては旅館や、蚕を飼ってマユを作っていた背景があります。空き家に刻まれた物語を学生たちが掘り起こし、大事な物語と一緒に家財道具を次世代に使い続けていけるようにデザインし直します。プレゼンテーションでは1ヶ月間のリサーチの成果と、リノベーションを控えた吉田邸でこれからも使っていく家財道具のデザイン提案をしてもらいます。成果物は10/22まで長浜カイコーにて展示していますので、ぜひお気軽にお越しください。
▷ムサビ生が書く!長浜滞在記はコチラ
【3. クロストーク(浅見市長 X 長澤学長 X 井口学部長 X MC 石井)】
テーマを2つに分けてクロストークを行います!前半は「デザインって地域に何をもたらしてくれるんですか?!」というテーマ。デザインが大事…と色々な場所で聞かれるようになった昨今。でも実際のところなんで大事なの?デザインがあるのとないのとでどう違うの?他の地域ではどうなの?漠然とした「デザインって大事」という部分に切り込んでいきます。後半は「美大と地方都市が連携したら何が起こるんですか?!」というテーマ。連携って結んだら実際何が起きるんだろう?他の地域から学生がやってくると何ができるんだろう?受け入れる側はどういうスタンスでいたらいいんだろう?そういった「産学連携」の実態を紐解いていきます。
イベントのタイムテーブル
イベントのタイムテーブルは次のように予定しています。
時間が前後する可能性がございますので、あらかじめご了承ください。
17:00| 開場
17:30| イベントスタート 開式の挨拶
17:40| 連携協定 調印式 挨拶・写真撮影
18:00| 産学連携プロジェクト「空き家再生のナラティブ」プレゼン+小トーク
18:20| トーク①「デザインって地域に何をもたらしてくれるんですか?!」
18:40| トーク②「美大と地方都市が連携したら何が起こるんですか?!」
19:00| 会場からのQ&A
19:15| 閉会の挨拶・フリータイム
20:00| 会場クローズ
長浜カイコーとは
令和4年2月、滋賀県長浜市に新設された公設民営のデザインセンターです。JR長浜駅から徒歩3分という立地や、かつては港町として栄えた背景から「クリエイティブの玄関口になる」ことをミッションに掲げ、活動しています。今回はムサビ生5名が長浜カイコーにプロジェクトルームを設置し、ここを拠点にリサーチやレクチャーを行いました。
長浜カイコーでは主に、①デザインの相談窓口②クリエイターの紹介③デザイン系のセミナーやイベントの開催④コワーキングスペースの運営を行なっています。ぜひ、お気軽にお越しください。
▷長浜カイコーのウェブサイトはコチラ
▷長浜カイコーのインスタグラムはコチラ
武蔵野美術大学 クリエイティブイノベーション学科とは
造形構想学部 クリエイティブイノベーション学科、造形構想研究科造形構想専攻 クリエイティブリーダーシップコースは2019年の4月に東京都市ヶ谷に新設されました。造形構想学部クリエイティブイノベーション学科では、現代社会に潜むさまざまな課題を解決の方向に導くイノベーションを生み出すため、既存の考え方にとらわれず、自ら課題を発見し、解決策を導き出すための教育を展開します。基盤となるのは、本学独自の造形教育・教養教育で培われる思考力を中心とした総合的な力——「創造的思考力」です。この「創造的思考力」を、ビジネス、テクノロジー、ヒューマンバリューの各分野の融合において強く発揮し、現代社会における諸問題の解決に貢献し、新たな価値の創出を行う柔軟な発想力や構想力を有する人材の養成を目指します。 (ークリエイティブイノベーション学科WEBSITEより抜粋)
▷造形構想学部クリエイティブイノベーション学科のウェブサイトはコチラ
登壇者紹介

【ゲストスピーカー】長浜市 市長|浅見宣義氏
昭和34年(1959年)6月、長浜市湖北町山本の特定郵便局長の二男として生まれる(現在62歳)。東京大学法学部を卒業。昭和60年(年1985) 11月司法試験合格、昭和63年(1988年)4月判事補(裁判官)に任官。京都地裁(2回)、津地家裁、大分地家裁、東京高裁などを経て、平成30年(2018年)4月から大阪高裁判事。大分と京都では部総括判事(裁判長)を経験。金融機関の破たん処理や不良債権回収等のために、預金保険機構に出向した経験もあり(平成11年4月~平成13年3月)、経済の最前線も学んだ。令和3年10月18日 故郷長浜への貢献を志して、大阪高裁判事を依願退官。各地を謳う「万葉集」のファンで,NHKの「日めくり万葉集」にも3回登場したことがある。妻とは共働きで3人の子を育てた子供好き。令和4年より長浜市、市長に就任。
【ゲストスピーカー】武蔵野美術大学 学長|長澤忠徳氏
1953年生まれ、富山県出身。1978年、武蔵野美術大学造形学部基礎デザイン学科卒業後。1981年、Royal College of Art, London 修士課程修了 MA(RCA)取得。1986年、有限会社長澤忠徳事務所設立、代表取締役就任。1999年、武蔵野美術大学造形学部デザイン情報学科教授に就任。2015年、同学長に就任、現在に至る。2016年、Royal College of Art(英国)より、美術・デザイン教育の国際化を先駆的に推進した功績が認められ、日本人初のシニアフェローの称号を授与。
【ゲストスピーカー】武蔵野美術大学 造形構想学部 学部長|井口博美氏
【MC】長浜カイコー ディレクター・武蔵野美術大学 造形構想学部 客員准教授|石井挙之
イベント日程
2002年10月14日(金)17:30‐20:00(17:00開場)
会場・連絡先
会場|デザインセンター 長浜カイコー
住所|〒526-0057 滋賀県長浜市北船町3-24/えきまちテラス1F
連絡先|info@nagahama-kaiko.jp (担当者:長浜カイコー・石井)